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金大中大統領が5月来日の意向

地方参政権など議題に



 欧州訪問を終えた金大中大統領は11日、帰国後の記者会見で、5月ごろにも日本を訪問する意向を明らかにした。一昨年10月に続き、大統領就任後2度目の訪日となる。

 来月にも本会談の実施が決まった朝日国交正常化交渉の経過や今後の展望、定住外国人への地方参政権付与問題なども議題になるとみられている。

 会見で金大統領は「今回の欧州歴訪で、大統領による(投資誘致のための)セールスの重要性を改めて認識した」とした上で、「5月ごろに日本を訪問する。今回はセールス目的で行きたい」と語った。

 金大統領の欧州歴訪を契機に、イタリア、フランス、ドイツの企業による大規模な対韓投資計画がまとまったことから、訪日の際にも投資拡大を働き掛ける考えとみられる。

(2000.03.15 民団新聞)



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