民団新聞 MINDAN
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街頭募金で木浦「共生園」を支援

福島県石川高校の生徒有志



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韓日ジュニア親善大使ら
台風の被害を聞き自主的に行動

 【福島】僕たちが集めた街頭募金を役立てて―。福島県立石川高校の生徒ら有志は3月29日、昨年の台風で被害を受けた韓国の木浦「共生園」を訪れ、集めた誠金を手渡した。

 街頭募金を行ったのは石川高校の瀬谷司さん、吉田優子さん、小針礼之さんの生徒3人。3人は昨年5月、福島―ソウル間の定期航空便が開設された際、福島と韓国の友好親善を図ろうとの趣旨で設けられた韓日ジュニア親善大使に委嘱されていた。昨年の台風で被害を被った共生園の窮状を聞き、12月から有志らが自主的に石川町を中心に街頭募金を募っていた。

 石川高校は、かねてから県教委の許可を受け、正規授業の中で韓日文化交流や在日同胞への地方参政権付与の必要性などについての学習に取り組んできた。民団福島県本部の成鍾泰団長はじめ青年商工会などから講師を招くなど、民団との交流も深い。

 今回のジュニア大使訪韓に際しては、福島韓国青年商工会(権清志会長)とアシアナ航空がバックアップした。福島青商も50万円を共生園に伝えた。

(2000.04.05 民団新聞)



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