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「MADE IN KOREA」



 一昔前、韓国製といえば、衣料品や雑貨など激安商品というイメージがあり、それこそ品質も“とりあえずは製品”というレッテルが貼られていた。

 しかし現在、「MADE IN KOREA」といえば、世界でもあらゆる分野で鍛錬された優良で高級な製品というイメージに変わった。

 26日にソウルで行われるサッカーの韓日代表親善試合に出場する韓国代表22人を発表された。そのうち、6人がJリーグでプレーする選手たちだ。

 DFの洪明甫(柏)をはじめ、MF崔成勇、MF河錫舟(以上神戸)、MF盧廷潤、MF尹晶煥(以上C大阪)、FW柳想鉄(横浜)で、昨季まで神戸で活躍したFW金度勲も選ばれた。

 サッカーは言うまでもなく11人で行うゲーム。今回の韓国代表はその半数以上がJリーガーとなる。

 もしこの七選手(金度勲を含め)全員出場することになると、それこそ日本の中でも「韓国人オールスターチーム」さえも構成できてしまいそうだ。

 在日同胞が多くプレーしているプロ野球界でも、昨年まで活躍した宣銅烈、メジャーリーグに移籍した李尚勲(サムソン・リー)をはじめ、李鍾範(以上中日)、趙成a、鄭a哲(以上巨人)など、日本で活躍する韓国人プレーヤーは年々増加している。

 さらに、ハンドボールやゴルフなど、幅広い分野のスポーツ界で韓国人の選手が大活躍している。

 それこそ、丈夫で鍛錬され、長持ちし、おまけに力強い、高級ブランドの「MADE IN KOREA」だ。

 世界に誇れる超一流の「MADE IN KOREA」となるよう、一層の活躍を期待したい。(J)

(2000.04.19 民団新聞)



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