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春季府大会一次戦
一度は逆転、初勝利逃す
【京都】京都府高野連主催の春季大会一次選に臨んだ京都韓国学園硬式野球部が9日、公式戦初得点を記録した。初勝利こそ逃したものの、互角の戦いを繰り広げたことで夏の公式戦に望みをつないだ。
京都府立田辺高校グラウンドで行われた同校との春季大会1回戦。四点を先行されての3回裏、韓学チームは一挙に３点を入れて一点差に詰め寄った。8回にも追加点を許したが、その裏には2年生の申善樹君がホームラン性の大三塁打を記録して一度は逆転した。
しかし、最終回に再度逆転され、念願の一勝はならなかった。
試合には王清一理事長、李虎雄校長をはじめ後援会、父兄ら教職員など50人余りが応援に駆けつけた。
観戦した韓学ＰＴＡ「師親会」の権赫大会長は「新入生が5人加入して、韓学野球部は確実に進歩している。今日の悔しさをバネに練習を積み、夏季の全国大会では念願の公式戦初勝利をつかんでほしい」と述べた。
（2000.04.19 民団新聞）
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