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サッカー正規Kリーグが開幕

富川が三星(昨年王者)に大勝
5-1、キーパーも得点



 韓国プロサッカーの正規リーグ、「2000三星デジタル・Kリーグ」が14日、全国五都市で一斉に開幕した。

 このうち最も関心を集めた試合は、昨年「全冠王」の水原三星と今年、大韓火災カップ優勝チーム、富川SK間の激突。

 大韓火災カップの優勝で波に乗る富川SKが、昨年の「全冠王」で正規リーグ3連覇をねらう水原三星に圧勝し開幕戦を飾った。

 水原綜合運動場で行われた2000年プロサッカー三星デジタルKリーグ開幕戦でゴールキーパーの李ヨンパルと郭キョングン(以上1ゴール1アシスト)などの活躍で水原を5-1で大破した。

 99年度新人王の李ソンジェは全チームを通じて2000年度Kリーグ初ゴールを飾った。また、李ヨンパルはさる89年、崔ビョンドゥク(浦項)に続きゴールキーパーとして史上二番目のアシストを記録した。

 さらに李ヨンパルは前半40分、李ソンジェが得たPKをゴール。98年10月に浦項スティーラーズ戦でヘディングゴールを決めた金秉祉(蔚山現代)に続き、ゴールを決めるゴールキーパーとなった。

 水原はビタリーが1ゴールを返したのに終わり96年チーム創立以来、最多得点差(4点差)敗北の侮辱を受けた。

 全州での試合は大田が後半46分、鄭ソンチョンの逆転ゴールに助けられて2-1で全羅北道に勝利。安養は城南との試合で、前半13分に先制した鄭ガンミンのゴールを最後まで守り、城南に1-0で勝った。

 この他、全南は釜山との試合でセザール、イム・グァンシクの連続ゴールで2-0で勝ち、浦項-蔚山戦はPK戦の末に、3-1で勝った。

 開幕戦各球場はモデル・スカイダイビング(水原)、ジャズダンス(大邱)、レーザーショー(全州)など、派手なアトラクションでサッカーファンを迎えた。

 今シーズンから賞金が50%ずつ上がり、優勝チームには1億5000万ウオン、準優勝には7500万ウオンが与えられるほか、3位(3000万ウオン)、4位(2000万ウオン)、フェアプレー賞(1000万ウオン)も新たに新設された。

(2000.05.17 民団新聞)



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