民団新聞 MINDAN
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地域交流に貢献する婦人会三重

老人ホーム慰問など実施



韓国婦人会員の指導で韓国料理に
挑戦する市民たち

 【三重】婦人会三重県本部(南季生会長)、四日市支部、桑名支部のメンバーは先月、津市の光寺園と滋光院(長岡直文院長)の両老人ホームを慰問し、100余人のお年寄りたちと親睦を深めた。

 この日、婦人会のメンバーは韓国海苔の土産を持参し、韓国舞踊を披露。韓国舞踊を初めて見る大半のお年寄りたちは、韓服姿で舞う舞踊のあでやかさに目を奪われていた。

 フィナーレではお年寄りたちとの合唱をはじめ、韓国のリズムに乗ったディスコダンスで盛り上がった。

 お年寄りたちは口々に「楽しかった」「また、韓国舞踊が見たい」と感想を述べた。

 南会長は「大変、意味深い親睦ができた。会長はじめ、執行部一同が地域社会へ貢献できたことを誇りに思う」と語った。

 また、三重県本部のメンバー12人は先月、津市の津リージョンプラザで開かれた三重県国際交流協会主催「日韓料理交流会」で、日本人市民グループを対象に料理指導も行った。

 この日のメニューはミックスチヂミ、チャプチェ、チゲの三品。婦人会の指導で次々に料理が完成。試食会では市民グループのメンバーが、初めて作った韓国料理に舌鼓を打ち、満足気な様子だった。

 婦人会と市民グループは料理作りを通した交流会を今後も継続することを約束した。南会長は「一番身近な所で食を通じた国際交流ができました」と話した。

(2000.05.17 民団新聞)



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