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ウトロ同胞に韓国の海産物差し入れ

韓国ソウルの興仁ライオンズクラブ



ウトロ住民に海産物を届けた
興仁ライオンズクラブのメンバー

 【京都】「不法占拠」を理由に解放直後から住み慣れた土地を追われようとしている京都府ウトロの在日同胞住民を勇気づけようと、ソウルの興仁ライオンズクラブのメンバーが2日、海産物170sを持って激励に訪れた。

 来日したのは、李鎔明会長をはじめとする5人のメンバー。同会は昨年11月、韓国KBS放送が放映したドキュメンタリーを通じてウトロ住民の窮状を知り、会をあげて支援決議をしている。日本からは海産物の受け取りに仲介の労をとった水戸葵ライオンズクラブから大竹伸一会長と荒川芳和理事の2人が同行した。

 贈呈式で李会長は、出迎えた40人余りの住民を代表してウトロ町内会の金教一会長に「訪問記念碑」を手渡した。これに対して金会長からは感謝状が贈られた。地元民団京都・南京都支部からは金小道議長が出席、見守った。

 李会長は「元気を出してもらおうと、海産物を持参しました。同胞がここで生活できるよう、国際ライオンズクラブを通して働きかけていきたい」と述べた。

(2000.05.17 民団新聞)



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