在日同胞青年に生の本国を知ってもらおうと民団が企画する「青年故郷訪問団」が7月7日から3泊4日の日程で開催される。
同故郷訪問団は、同世代の同胞青年同士が集まって本国を訪問し、歴史や文化、自然など今の韓国に触れてもらおうという企画。
毎年、全国から約200人の同胞青年が参加してソウルを中心に本国を満喫する。今年は龍仁にある韓国最大のテーマパーク・エバーランド訪問が新たに加えられた。
また、ソウル屈指の目抜き通り、明洞で班別に分かれて行われるオリエンテーションも毎年好評の企画となっている。多くの参加者が社会人であるため、自由行動の時間も多い。ショッピングや市内観光などを楽しむことができる。
故郷訪問団は1987年から始まり、これまで3600人以上の同胞青年が母国を訪問している。訪問団を契機に、帰日後は各地で青年会活動に参加する青年も多い。
参加対象者は18歳以上31歳未満の在日同胞青年で、参加費は出発地によって異なる。最も近い福岡からは4万3000円、最も遠い札幌からが7万3000円となっている。締切は6月16日。申込は最寄りの民団本部へ。
(2000.05.24 民団新聞)
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