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新首相に自民連総裁の李漢東氏



 金大中大統領は22日、辞任した朴泰俊前首相の後任に、自由民主連合(自民連)総裁の李漢東氏(65)を任命した。

 自民連は今年2月に金大統領の与党、新千年民主党(民主党)との連立を解消したが、金大統領は朴前首相の後任は自民連から選ぶとの立場で金鍾泌名誉総裁ら党首脳部を説得していた。

 李漢東氏は全斗煥、盧泰愚両政権で与党幹部を務めたが、金泳三前政権の与党や現在のハンナラ党では非主流派。保守系の有力政治家で、今年1月に野党ハンナラ党から自民連に移籍した。朴泰俊氏が自民連総裁から首相に就任したのに伴い、2月に自民連総裁に選出された。

 自民連は4月の総選挙前に、与党・新1000年民主党(総裁・金大統領)との連立を解消したが、自民連総裁の首相起用により、新たに連立復活の道が開かれた。

(2000.05.24 民団新聞)



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