| 太田知事と歓談した 民団大阪本部の役員 |
【大阪】民団大阪府本部の金昌植団長をはじめとする新任三機関長は18日、大阪府庁舎を訪ね、太田房江知事と親しく懇談のひとときを持った。府側からは太田知事のほか津地人権部長、末吉企画調整部長、谷野人権推進課長ら5人が同席した。
金団長は間近に迫ったサッカーW杯の韓日共催問題を取り上げ、「大阪と韓国がさらに近しい関係を築くきっかけにしていきたい。これからも在日韓国人の地方参政権獲得など、あらゆる面でご協力をお願いしたい」と要請した。
これに対して、太田知事は「大阪が経済的に活性化していくうえで、府内に居住する在日韓国人16万人のパワーが必要です。文化面でも、在日韓国人にキーステーション役を担ってもらい、様々な形で大阪・韓国間の交流機会を増やしていく必要がある。地方参政権獲得、外国人登録法改正については、今後もねばり強く国に働きかけていきたい」と述べた。
一行は翌19日には、大阪市庁舎に磯村隆文市長を訪ねて同様の懇談を行った。
(2000.05.24 民団新聞)
|