民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆シドニー五輪の選手団規模決定

 大韓オリンピック委員会(KOC)は17日、常任委員会を開き、2000年シドニー五輪に350人規模の選手団(役員105人、選手254人)を派遣することを暫定決定した。関係者によると「今後、女子バレーボールや柔道などで五輪出場権獲得の可能性があるため、選手団の規模が拡大することもあり得る」と明らかにした。

 参加種目は25種目で、ソフトボールや乗馬、トライアスロンは資格を得られず参加しない。


◆地下鉄の駅で文化公演

 7月からソウル市地下鉄1〜4号線駅で文化公演が年中開かれることになった。19日午後5時半には、2号線乙支路入口駅の「出逢いの広場」で開幕公演が行われた。今後、1〜4号線、総10駅で文化芸術公演を継続開催する。

 公演は鍾路3街、忠武路、東大門運動場、建大入口、蚕室、霊廟、景福宮駅など、コンサートのスペースが豊かな10駅で、金〜日曜日午後の時間帯に行う。

 各駅別の公演日程は地下鉄キップ売場と掲示板、ポスターなどを通じて広報していく。問い合わせはソウル(02)520−5021


◆ソウル市に「子ども水遊び公園」

 子どもたちが水遊びを楽しむことができる専用「水遊び公園」が作られることになった。ソウル市蘆原区は5500万ウォンを使い上渓洞近隣公園の中に、子ども専用水遊び公園の造成工事を開始した。6月中に完成し、7月初めに開放する。

 円形のプール2個の間を連結する形で、42メートルの道に水遊び場を造成する。深さは40pで、子どもたちが安全に水遊びが楽しむことができる。周辺には砂利畑を設置し保護者たちが休息できる空間にする。


◆ソウルの天然ガスバス、来月運行

 大気汚染の主な原因となっている軽油バスに比べ、大気汚染度を10分の1程度に減らすことができる天然ガス(CNG)バスが来月中旬からソウルで運行を始める。ソウル市関係者によると、今年9月ごろから天然ガスバスの運行を本格化させ、年末までに480台を増加。そして2009年までソウルの市内バスすべてを天然ガスに替える計画だ。

 天然ガスバスはすでに仁川市と京畿道安山市が98年7月から韓国ガス公社とバス製作メーカーの支援を受け、2台ずつテスト運行されてきた。

 天然ガスバスは一般のバスより1台あたり3100万〓高く、ソウル市はバス会社の負担を減らすため天然ガスバス追加購入費の約半額を政府と市が援助、残りの半分は融資する計画。


◆天安〜温陽温泉間に複線電鉄着工

 韓国鉄道庁は長項線、天安〜温陽温泉間の複線工事に着工した。総工費3935億ウォン。同事業は総延長16・5qの単線を複線に改良する工事で97〜99年末に基本設計と実施設計を完了、今年5月に着工した。174万u、停車駅は3カ所、橋梁19カ所(7609メートル)、トンネル2カ所(724メートル)、レール14・7q、信号、通信等の附帯施設を改良する。この工事によって現在の線路容量、37本が約3倍の102本に増強され、特に京釜高速鉄道の新設駅との連結輸送が可能となり、長項線を利用した高速鉄道利用客の便宜がはかれる。

(2000.05.24 民団新聞)



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