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◆李東國がペルージャに移籍

 韓国サッカーの若手看板スター李東國(浦項スティラーズ)がセリエAのペルージャに移籍する。浦項球団が28日に発表したもので、27日にペルージャから正式なオファーを受け、李東國を一年間レンタル移籍することに決定した。

 ペルージャが提示した入団条件はレンタル料25万ドル(約2600万円)、年俸40万ドル(約4100万円)。1試合当たりの出場手当てなどは別途交渉する。

 これまで、韓国人選手の欧州移籍はドイツ・ブンデスリーグ、オランダリーグ、フランスリーグなど数多くいるが、セリエAは初めて。


◆元世界王者洪秀煥Jrがプロデビュー

 韓国ボクシング神話の主人公で1970年代WBAバンタム級とスーパーバンタム級の2階級を制覇したプロボクシング世界チャンピオン洪秀煥氏(50)のジュニア、デニー洪(22・米国LA体育館)がプロデビュー戦を逆転KOで飾り、話題を呼んでいる。28日にソウル市内で開かれたスーパーライト級のデビュー戦でデニーは、やはりデビュー戦の安ギファンを2回1分25秒、逆転のKOで勝利した。

 夫人とともに息子のデビュー戦を会場で観戦した父の洪秀煥氏は「デニーは強烈なパンチを持っているが、ボクシングはワンパンチでなく連打ですること」だと忠告した。


◆コンピューターの輸出増加

 今年に入り、韓国メーカーのコンピューター輸出が大幅に増加している。産業資源部は26日、今年に入り4月末までコンピューターは45億6100万ドル分が輸出され、前年同期に比べ109・6%増加したと発表した。

 これにより輸出全体でコンピュータが占める割合が8・6%で、半導体(13・8%)、繊維(10・2%)に次いで3位を記録した。総輸出のうち、コンピュータが占める割合は98年3・8%、99年7・2%を記録し、毎年増加の傾向を見せている。

 今年に入り4月までの品目別輸出規模をみると、コンピューター本体が8億7900万ドルで104・8%の増加を記録した。

 地域別では、米国が15億4600万ドル67・3%増加、日本へは7億6000万ドドル238・7%増加した。


◆韓国人のDNAチップ発売

 生命工学のベンチャー企業・マクロジェンは28日、「韓国人の遺伝子2408個が集積されたDNAチップ『MAGIC 2・4K』を来月1日から国内で初めて発売する」と明らかにした。

 DNAチップは遺伝子検索用で、数百〜数十万個のDNAを極小の空間に入れることが出来るように作られ、特定の遺伝子の発現程度を把握できる疾病診断用に使われる。

 今回発売されるDNAチップはタテとヨコのサイズがそれぞれ1・5pで、韓国人の遺伝子2408個が集積されている。韓国人に主に現れる各種遺伝疾病の治療に使われる予定で、『MAGIC 2・4K』の価格は1個100万〜200万ウォンを予定している。


◆裸足で歩く公園が南山に造成

 ソウル市公園緑地管理事業所は南山公園内に「素足公園」を造成すると28日発表した。歩道の代わりに砂利や石などを敷いて作る「素足公園」は「健康サンダル」のように、足の裏を刺激することによって指圧の効果がある。また、裸足の健康的な運動をしながらソウル市内が一望でき、人気の名所になりそうだ。

 ソウル市は昨年、試験的にボラメ公園と龍山公園に「素足公園」を造成したが、これが市民らから大好評を受けている。南山の「素足公園」は8月には完成する。

(2000.05.31 民団新聞)



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