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在日同胞は63万6000人

日本法務省が外登者数まとめ



 日本で生活する外国人登録者数が昨年、過去最高の約155万6000人となり、総人口の1・23%を占めたことや留学生から国内企業に就職した外国人も最多の約3000人に増えたことが30日、日本法務省のまとめで分かった。

 韓国籍および朝鮮籍のいわゆる在日同胞は63万6000人と全体の40・9%でもっとも多いが、減少の傾向を見せている。

 一方で日系人定住者が多くなったほか、日本で働く人や留学生などが増えた。

 同省入国管理局のまとめによると、昨年末の外国人登録者数は155万6113人で、過去最高だった1998年より4万3997人(2・9%)増えた。5年前の94年より20万人以上、10年前の89年よりも50万人以上増加した。総人口に占める割合は92年に1%を超えた後、年々大きくなっている。

 国籍は@朝鮮・韓国籍(約63万6000人、40・9%)A中国(約29万4000人、18・9%)Bブラジル(約22万4000人、14・4%)CフィリピンD米国−の順。

 在日同胞(韓国・朝鮮籍)以外は、いずれも前年より増えた。在留資格別では在日の永住者が最も多いが、日系ブラジル人ら定住者、留学(大学、短大)や就学(高校、専修学校)、興行、人文知識・国際業務(通訳、デザイナー、企業の語学教師など)、技術が前年より増加した。

 留学生から国内企業に就職した2989人の内訳は中国人が最も多く、1829人(61・2%)。韓国、台湾、マレーシア、米国が続く。就職先企業は@商業・貿易15・1%Aコンピューター関連13・2%B教育12・7%。職種は翻訳・通訳、技術開発、販売・営業などの順。

(2000.06.07 民団新聞)



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