同胞同士の結婚を求める青年たちに出会いの場を提供するブライダルパーティが7月1日に東京のホテルニューオータニで開かれる。同パーティが東京で開かれるのは1年ぶり。近年、国際結婚が増加しつつある中でも、同胞同士の結婚を望む青年たちは少なくない。このような青年を対象に開催する。
ブライダルパーティは民団、婦人会、青年会の各中央本部によって推進委員会が構成されている。同胞の伴侶を求めながらも、同胞と交流するチャンスが少ない、特に同胞過疎地域ではほとんど機会がない、という在日同胞社会の大きな声に対処しようと企画された。
95年に初のパーティが開催されて以降、福岡、大阪、金沢、仙台などでこれまでに12回開かれてきた。延べ参加者は約1200人にのぼっている。参加者も、開催地域周辺ばかりでなく、全国各地から集まっているのが特長。特に、周囲に同胞が少ない地区からの参加者も目立っている。
パーティは、できるだけ堅苦しい雰囲気を廃し、参加男女が自由に話せる、気軽な雰囲気が人気を呼んでいる。また各参加者のプロフィールが紹介されたパンフレットも配布される。それぞれの条件を満たした異性を選んだうえで、会話を通じて本人の人柄を図ることができるのも好評を博している要因だという。
ブライダル推進委員会では、年に一度の日本でのパーティと平行して、3泊4日の旅程を通じてより深く相手の人柄を知ることができる本国旅行を兼ねたブライダルパーティも開催している。これまでに5回の本国ブライダル旅行を実施してきた。
推進委員会では、「敷居が高いと思っているかも知れないが、一度参加してみれば気軽な雰囲気が分かってくれる」と同胞青年の参加を呼びかけている。
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参加要領
▼資格＝男性25歳、女性23歳以上で独身の在日韓国人（日本籍同胞を含む）
▼参加費＝１万5000円
▼定員＝男女各40人（先着順、ただし定員を超えた場合、男女同数に限り45人まで受け付け）
▼問合せ＝最寄りの民団地方本部・支部または民団中央本部民生局(03-3454-4916)
（2000.06.07 民団新聞）
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