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韓国文化体感に歓声

荒川・狭田小で「国際理解講座」



韓国の仮面劇を
指導する徐順子さん

 東京の同胞多住地域の一つ、荒川区の区立狭田小学校(藤田慶三校長)で17日、国際理解講座の一環として開かれている「フレンドシップスクール」で韓国のお国柄についての授業が開かれた。

 同スクールは、荒川区教委の方針として区内の小中学校で年間12時間実施されている1日参加型学習。この日は民団中央本部の徐順子さん(国際局副局長)が講師として参加、3年生の2クラスの生徒60余人と父母ら30余人を前に、太極旗や「アンヨンハシムニカ」など韓国語のあいさつを伝授した。

 また韓国の仮面舞踊の動きを取り入れた「タルチュム体操」ではチャンゴのリズムに合わせたコミカルな動きに児童らも大喜び。担任教師の仮面を付けての模範演技に湧いた。体育館の壁には児童の母親、高京希さんが持参したチマ・チョゴリが飾られた。

 同校は区内でも在日同胞とニューカマー、国際結婚など韓国をルーツとする児童が最も多いところ。同胞父母らも「日本の児童らも韓国のことを素直にとらえてくれたと思う。また同胞の児童も韓国に誇りを持ってくれたのではないか」と手放しで喜んでいた。

(2000.06.21 民団新聞)



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