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パー3のコースを9ホール新設し サービス向上を図ることを決めた 第一スポーツの株主総会 |
在日同胞の資本で創設した、第一スポーツセンター(辛容相代表理事社長)の第十八期定期株主総会が七日、韓国京畿道安山市の同センター会議室で開かれ、第十八期(一九九九年度)の営業報告と決算を承認するとともに、第十九期(二〇〇〇年度)の事業計画と予算案を決めた。また、任期満了にともなう理事の選出では、辛社長の再選をはじめ、新たに理事四氏を選任した。
この日の総会に参席した民団中央本部の金宰淑団長は、あいさつを通じて同社と民団との連帯を強調、
「この第一スポーツセンターと民団は家族のような関係を作ってきた。とくにゴルフ場は創設以来、日ごとに発展する姿は心強さを感じる」と理事らをねぎらった。その上で金団長は「顧客サービスのレベルアップを図り続け、国内ゴルフ場の中でも優秀なクラブとしてイメージアップにつなげ、大きな営業利益を計上したことはみなさんの堅実な努力の賜」と激励した。
同社はIMFなど、厳しい状況の中でも、第十八期の営業実績が三十七億ウオンの純利益を計上した。
これらの実績をふまえ新年度事業計画では、さらに顧客サービス向上に努めて、パー3のコース9ホールを増設し、収益を増大していくことを決めた。
新たに増設するコースは同センター遊園地地域の一部である、プール、グランドを撤去した敷地。
新理事に4氏追加
任期満了に伴う理事と監事の改選では、辛社長、金鍾台専務理事ら十九氏の理事を再選したほか、鄭幸男、金淳中、金相浩、金慶昭の四氏が新たに選出された。また、監事は安鶴洙、徐正一の両氏が再選された。
(2000.6.28 民団新聞)
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