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韓国観光ニュース



◆韓国の家に文化商品館がオープン

 さまざまな韓国伝統工芸品を販売している明洞の“韓国観光名品店”が、99年にオープンしたのに次いで、2000年4月1日、韓国の家にも文化商品館がオープンした。

 文化商品館は伝統紋様や技法を応用して作られた伝統的な生活用品を販売する所で、重要無形文化財に指定された工芸技術保有者及び伝統工芸家が制作した漆塗りのお盆、画角(木器・細工物の飾りの一種)宝石箱など伝統工芸品と韓国をイメージ化した観光記念品、文化財のミニチュアなど約2000点余りの商品が展示、販売されている。オープン時間は10時半から22時まで。

 韓国の家は日曜日を除いて19時と20時50分に韓国伝統芸術公演が行われる韓定食専門レストラン。徒歩5分くらいのところには、ソウルのあちこちに散っていた朝鮮時代士大夫家の伝統家屋5棟を移転、復元し、韓屋村を造成した南山韓屋マウルがある。

■交通=地下鉄3、4号線忠武路駅3番出口から徒歩3分。

■問い合わせ=韓国の家文化商品館(電話82-2-2271-1275)


◆2000清州国際印刷出版博覧会

 2000清州国際印刷出版博覧会が「文字文化の過去千年、新千年」をテーマに、現存する世界最古の金属活字体の印出地の忠清北道清州市で、9月22日から10月22日まで開かれる。

 今年初めて開催される同博覧会の期間中、清州古印刷博物館では東西洋の印刷の起源及び歴史が常設展示され、博物館の周辺にある7つの常設展示館でも多彩なイベントが開催される。

 印刷体験館では世界最古の金属活字体の“直指心体要節”製作及び印刷過程試演が行われる。さらに、記録文化館では過去の文字及び文字文化発達史の展示、ハングルの変遷過程展示及びハングル・グルゴル(書体)展示が、国際出版館では国際図書展、西洋文字グラフィック展、国際版画美術展などが開かれる。

 一方、国立清州博物館では韓国古代文字・記号特別展が開催される。この他にも13357文字で構成された“直指心体要節”の原文の1文字1文字を書き入れ、その内容を壁画風に仕上げるイベントも企画されている。イベント期間に合わせて、芸術の殿堂でも毎日映像、音響、照明、特殊効果がミックスされたマルチ・メディアショーや人形劇など多彩なイベントが繰り広げられる。

■交通=ソウル高速バスターミナルまたは東ソウル市外バスターミナルから高速バスで清州市外バスターミナル下車、約1時間半。イベント会場清州(芸術の殿堂及び清州古印刷博物館)行き市内バスで約20分。

■問い合わせ=清州印刷出版博覧会組織委員会(電話82-431-220-6853)

E-mail:cjepm@hitel.net

 このコーナーは韓国観光公社の「観光ニュース」から抜粋しました。



■問い合わせ=韓国観光公社東京支社(03-3580-3941)

(2000.07.05 民団新聞)



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