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共生の"音"新宿に響く

ニューカマーが音楽祭



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自己の存在をPR

 日本社会との共生をめざし、ニューカマーらが自分たちの存在をアピールする音楽企画「韓国の音」=写真=が七夕の7日、東京・新宿のアルタ前の屋外ステージ・ステーションスクエアで開かれた。

 この企画は、新宿に本拠をおくニューカマーを対象にした情報誌『韓国人生活情報』(全剛一代表)が創刊10周年を記念して開かれた。織り姫と彦星を韓国と日本になぞらえて、七夕の日に合わせて開かれた。

 台風による雨にもかかわらず、会場前にはニューカマーや日本人ら200人以上が陣取り、東京外語大の韓国好き日本人学生の「ソウル牛乳」やW杯韓日共催ソングを歌う福田奈々さん、韓国の女性歌手リア、パーカッショナリストのチェノリなどの歌やリズムを楽しんだ。

 仕事などで新宿に関係しているニューカマーは5万人とも10万人ともいわれる。しかし、言葉の問題などから日本市民との交流は多くなかった。すでに10年以上の居住歴を経て、日本社会との共生を図っていくためにも、まず自分たちのPRをと企画した。

(2000.07.12 民団新聞)



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