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◆ソウル版「はとバス」運行へ

 今年9月末からソウル都心を循環する韓国版の“はとバス”「シティーツアーバス」がお目見えする。ソウル市は9日、ソウル4大門内の観光名所をまわるシティーツアーコースを設け、7台のバスを投入すると発表した。

 世宗文化会館を出発し、徳寿宮〜南山韓国家屋村〜大学路〜景福宮などを巡るツアーバスは午前10時から午後10時まで30分おきに運行される予定で、ツアーの所要時間は約2時間30分。外国人観光客の便宜をはかるため韓国語、日本語のほか英語、中国語の4カ国語でガイドする。

 7月中にも運行業者を選定し、「観光の日」の9月27日に初運行する予定だ。


◆清州で世界テコンド祭典

 世界のテコンド関係者の祭典「2000世界テコンド文化祝祭」が7月13日から18日まで、忠清北道清州市で開かれる。忠清大学が98年の初大会以来続けているもので、今年で3回目。60カ国1500人の選手と役員が参加する。

 13日に開会式が行われ、16日まで清州室内体育館と忠清大学でコリアオープンテコンド大会、国際テコンド舞踏大会などテコンド関連の試合が行われる。

 また、期間中には、世界平和と環境保全のための市民徒歩大会、自転車パレードなど様々なイベントが企画されている。


◆仁川国際空港の基本施設竣工

 来年3月に開港する仁川国際空港の旅客ターミナルと管制塔など、基本施設が6月30日に竣工した。この日、空港旅客ターミナルで李漢東総理をはじめ、建設交通部、航空会社関係者等約1500人が参席し竣工式を行った。

 92年11月に着工、この日竣工したのは旅客ターミナルと第1滑走路、管制塔、総合情報通信センター、空港公社庁舎など、空港運営に必要な施設。これまで民間資本を含む6兆419億ウォンを投入。

 旅客ターミナルは地下2階、地上4階、延面積15万坪で、1時間に6400人の航空チケットを処理できる。

 今後6カ月間に、@運航情報管理A航空管制・地上移動B旅客処理C地上操業・貨物処理D非常・安全・保安などの総合試運転を行う。


◆ソウルの薬局案内サービス開始

 7月10日からソウル市内の病院が外来患者に対する薬の院内配布を処方箋発給による院外薬局での供給システムに変えた。このためソウル市はこの対象にあたる薬局の案内サービスを始めた。

 ソウル市内の薬局店は5377カ所あるが、このうち300種以上の処方薬品を備えた薬局は約3割の1582店。この薬局に対する情報はソウル市医薬分業案内センターと各区保健所のほか、「119番」でも案内する。

(2000.6.28 民団新聞)



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