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京都韓学野球部

健闘むなしく「2度目の夏」終わる



 【京都】高校野球京都府大会、16日の1回戦で強豪、京都学園に挑んだ京都韓国学園は5回、0対15でコールド負けを喫した。

 京都学園はかつて京都商業時代、夏の甲子園大会で準優勝している。京都韓学は3回、3安打で1死満塁とする好機をつくるなど健闘したが、どうしても得点を奪えなかった。金存生主将は「ピッチャーを助けることができなくて悔しい」とそっと涙をぬぐった。

 この日、観戦に訪れていた李鉉済民団京都府本部団長は「まず、1点を入れることからだ。それには練習を重ね、場慣れしていくしかない」と述べた。

 京都府高校野球連盟の梅谷忠理事長からは「昨年よりうまくなった。きょう負けたからといって気落ちすることはない。甲子園に出場してきた強豪チームといえども創部間もないころはコールド負けをしていました」と京都韓学へ励ましの言葉が聞かれた。


温かく見守って

 李虎雄校長の話「再三の好機をものにすることができなかったのは、力量と経験不足。メンバーの大半が今年入った高1の生徒でした。来年、再来年には大いに期待がもてるのではないでしょうか。どうか温かく見守ってください」

(2000.7.19 民団新聞)



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