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母国語で思い語る

大阪でウリマルイヤギ大会



 【大阪】各地から選ばれた在日韓国人学生による「ウリマルイヤギ(韓国語弁論)大会」(韓国教育財団主催、大阪韓国綜合教育院主管)が19日、大阪韓国人会館で行われた。6回目の今年は東京、神奈川、愛知、京都、大阪から小・中高校生10人が出場、日ごろの学習の成果を競った。

 持ち時間は5分間。制限時間内で自分の思いをいかに正確な発音で表現できたかを、内容も含めて金容海民族教育推進委員会委員長をはじめとする5人の審査委員が厳正に審査した。

 この結果、最優秀賞は釜山に住むウエハルモニの思い出を語った李有加さん(京都韓国中学校2年)が獲得した。優秀賞には「かけがえのない名前」と題して発表した梁愛さん(金剛学園小学校6年)と、「私は一体、何者なのだろうか」の金久末さん(愛知県立春日井高校3年)がそれぞれ選ばれた。

 第2部では婦人会大阪府本部や民族学校生徒らによる文化発表会が行われた。


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韓国教育財団が奨学金支給式

 「ウリマルイヤギ大会」終了後、財団法人韓国教育財団からの今年度前期奨学金支給式が、大阪韓国人会館で行われた。

 大阪地域で選ばれた奨学生は、大阪・奈良・和歌山在住の在日韓国人学生67人(高校生39人、大学生28人)。支給式には該当者のうち50人の奨学生が出席。代表して権哲さん(国立滋賀医科大学医学部3回生)が奨学金を受け取った。

(2000.07.26 民団新聞)



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