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神戸祭り「統一行進」写真特集



民団・総連、神戸祭りでひとつに
双方120人ずつ、そろいのTシャツで行進

 【兵庫】南北統一の願いを込めて―。7月30日の神戸まつりで実現した民団と朝鮮総連の合同チーム「兵庫県ワンコリア統一行進団」。白地に祖国半島を青く染め抜いた「単一旗」が在日同胞の和合と交流の希望を乗せて青空にはためいた。(5面参照)


民団側の農楽チーム(写真右)と総連側の舞踊チームは
沿道の市民らから大きな喝采を受けた


  ◇   ◇   ◇


史富盛駐横浜総領事から
委嘱状を贈られる
李富鉄税理士(中央左側)

 ワンコリア統一行進団は106チーム約1万1500人が参加した神戸まつりのフィナーレを飾るメーンフェスティバル、おまつりパレードの五十番目に出演した。先頭のプラカードを持ったのは神戸朝鮮高級学校3年の呉夕佳さん(18)。続いて神戸市内にある民団・総連支部の支団長、委員長10人が交互に並び、「南北共同宣言歓迎・兵庫県ワンコリア統一行進団」の横断幕を掲げて晴れやかに行進した。

 「芦屋チャンゴ」や神戸韓国学園でチャンゴを学ぶ生徒、宝塚の有志で構成されたプンムル隊の後、婦人会のオモニが韓服姿で「ワンコリア」のウチワを振って続いた。

 衣装姿の舞踊演者と婦人会の韓服姿以外は、民団、総連の役員ら約100人も全員が「ONE・KOREA」の文字と白地に青く韓半島が染め抜かれたTシャツを着て「統一」をアピールした。また91年、千葉・幕張で開かれた世界卓球大会の南北単一チームの民団・総連共同応援で使用された大小の「単一旗」50本がうち振られた。

 フラワーロード南端の出発ゲートをくぐり、パレードが佳境に入るにつれて、観客席に陣取った民団、総連の応援団から熱い声援が飛んだ。

民団と総連の役員は
そろいのTシャツを着て行進した
青い韓半島の「単一旗」
を高々と掲げる行進団

(2000.08.02 民団新聞)



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