| 韓国人青年たちのアシストに 汗を流す渡辺さん(左) |
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不動産業営む渡辺さん
バイト先や宿探しを世話
【大阪】韓日の2国間協定に基づくワーキング・ホリデー(WH)制度を利用して日本で長期滞在する韓国人青年が増える中、高い住居費やアルバイト先の少なさがネックになっている。
このような状況を少しでも改善したいと大阪市内で賃貸住宅の仲介など不動産業を営む渡辺奈美さんが、WH向けの格安の賃貸住宅やアルバイト先を探している。WHビザでは最長1年間日本に滞在できるが、大学を休学して来日する例が多く、年齢層は比較的若い。そのため1年間の滞在費は、ほとんど日本で賄わなければならない。
渡辺さんは、韓国のWH協会と提携して、空港への出迎えから格安の部屋探し、アルバイト紹介などをボランティアで取り持ってきた。しかし、高額な住居費を支払わなくてはならない半面、言葉が通じないことからアルバイト先は皆無に近い。中途で帰国する人も少なくないという。
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「将来は韓国人青年の寮作りたい」
じっくり日本を見てほしいという思いと、滞在費に悩む状況を見て、渡辺さんは多方面に呼びかけている。ゆくゆくは大阪にWHで来日した韓国人青年の寮を作りたいとの願いを持っている。
渡辺さんの連絡先はメイハウジング(06-6625-0051)へ。
(2000.09.06 民団新聞)
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