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このほど再建、民団墨田支部・保険センター

加入第1号はお相撲さん



このほど再建した民団東京隅田支部の
保険センターの加入第1号となった
時津海関(左)と韓支団長(右から2番目)ら

 加入第1号はお相撲さん―。民団東京・墨田支部(韓斗現支団長)の有限会社・墨田保険センターがこのほど再建され、時津風部屋の時津海正博関が加入第1号となった。

 時津海関は8月23日、韓支団長、保険を担当する徐廷敏副団長とともに東京・有楽町の現代海上保険事務所日本支社に李誠宰副支社長を訪れ、早速の加入に李副支社長から感謝の言葉を受けた。

 墨田支部の管内には両国国技館があり、相撲部屋も数多い。休眠していた保険センターを再開するに当たり、韓支団長と親しい時津海関に加入を持ちかけたところ、即座に加入を決めたという。

 同支部では、団費収入を中心に運営してきたが、財政不足は否めなかった。団費収入を増やそうと、今年5月に就任した韓支団長らは約200世帯全てを巡回して民団活動への理解を求めて回った。その結果、徐々に団費収入も増加してきたという。

 しかし、より積極的な活動のためには経費も必要と、休眠していた保険事業を再開させた。自動車、損保、火災、障害など保険全般を取り扱う。現在役員は必ず保険に加入しようと申し合わせると同時に無給で奔走している。

 保険に加入すれば、手数料収入が支部に入るため、大々的に保険事業を進めている本部・支部も少なくない。韓支団長や徐副団長も「同じく保険に入るなら、支部を通じて加入して欲しい。支部財政が豊かになれば、団員に対してもっときめ細かなサービスができます」と意欲を燃やしている。

(2000.09.06 民団新聞)



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