民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆秋夕用品の価格をネット提供

 「4000万人の民族大移動」といわれる韓国の旧盆、秋夕の各種用品価格を流通業社別に比較するインターネットサイトが開設される。

 ソウル市はこのほど、秋夕を控えてコメ、牛肉、魚等、農水畜産物20品目を対象に、物価に及ぼす影響が大きい市場、デパート、スーパー、ディスカウントショップ等の流通業社150カ所の価格を比較調査した結果を市のインターネットホームページで発表する。


◆深夜バス・タクシーを大幅増

 9月からソウル市の深夜個人タクシーと深夜バスの運行量が大幅に増える。

 ソウル市では、大型ショッピングセンターの24時間運営、深夜映画館、繁華街の営業時間規制解除によって急増する深夜の交通需要に対処するため、個人タクシーの深夜運行規制を解除し深夜バスも増便する。

 計画では、まず9月中に、現在3部制運行中のソウル市内個人タクシー約4万3000台の深夜時間帯運行規制を解除し、都心から始興大路を経て安養に行く深夜バスを新設する。また既存の深夜バスに対しても増便を許可していく。


◆金剛山観光に海上ホテル登場

 現代商船は江原道・束草と北韓のチャンジョン港を3時間で結ぶ金剛山快速船「トレジャーアイランド号」を9月20日から運行開始する。これに合わせてチャンジョン港の波止場に建設中だった海上ホテル「ホテル海金剛」もオープンする。来月下旬からは金剛山観光コースが現在の3泊4日の単一商品から、1泊2日から最大9泊10日までと多様になる。

 現代側は最近、北韓側と「ト号」を昼間、北韓沿岸から5マイルまで近接航海することに合意。これまで10時間以上かかっていた運行時間が3時間に短縮される。


◆親切な区役所の1位は東大門区

 ソウル市25の区役所中で東大門区が最も親切な区役所に選ばれた。続いて西大門、麻浦、江西、恩坪区の順。半面、市庁、区役所、税務署、登記所の中では登記所のサービスが最も悪いという結果が現れた。

 これは、韓国青年連合会が行政自治部の後援で実施した「2000年公務員親切度調査」の結果。「親切度調査」は一般市民のアンケートと電話で実施、約4カ月間、各区役所、ソウル市庁、登記所、税務署で約4000人を対象に調べた。

 ソウル市の行政サービス満足度の比重は▼親切度▼民願(国民請願)処理の簡便性▼便宜施設の順だったが、親切度よりも実質的行政サービスの改善を願っていることが現れた。電話親切度調査では、区役所と税務署は好評だったが、登記所が100点満点中49点と不評だった。


◆京畿道が「陶器寄贈運動」を展開

 京畿道は2001年世界陶器エキスポに展示する、水準高い陶器を確保するため、国内外を対象に、作品寄贈運動を展開する。

 収集目標は海外作家の作品100点と5大陸80カ国の民俗陶器100点、韓国伝統陶器と現代作品500点、国内外高級陶器300点等。また、国際陶磁器業者の会議にも関係者を派遣し寄贈運動を広報する。

 陶磁器を寄贈した人々にはエキスポ無料観覧券、駐車場利用権、博物館終生利用権などをプレゼントする一方、エキスポ展示場と関連施設に名簿を記録する。


◆漢拏−白頭山の観光専担部設置

 漢拏山と白頭山の「南北クロス観光」が今年中に実現されることが確実視されていることに伴い、済州道がこれを支援するため、観光振興課長を団長に専担部署を設置する。

 この部署は漢拏山など目玉の観光コース及びイベント開発と観光客に対する観光日程の準備、各種観光資料提供、道内関連機関等との協調体制構築などをめざす。そのため、民間の専門家、学界、業界も含めた委員会も構成する方針だ。

(2000.09.06 民団新聞)



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