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滋賀の韓国青年会と朝鮮青年同が交流

琵琶湖で合同船上パーティ



船上で交流する韓国青年会と
朝鮮青年同盟の青年たち

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双方共同で「和解と協力のアピール文」も

 【滋賀】在日韓国青年会滋賀県本部(崔博煥会長)と在日朝鮮青年同盟滋賀本部(全泰淑副委員長)の交流を図るクルージングが10日、琵琶湖上で開かれた。同集いは6月の南北共同宣言を支持・歓迎し、地域社会での具体化、実践化をめざそうと今年7月から両代表らの手で準備が進められていた。

 船上では歌、舞踊、サムルノリなどを通して相互交流を深めようと、双方合わせて50余人の青年が参加した。

 民団からは安相鳳滋賀県本部団長ら幹部が、朝鮮総連からも高元允滋賀県本部委員長らほか、船の貸し切りを提供した国松善次滋賀県知事が出席した。

 崔会長が「これを契機に、手をつないで互いの交流を深めよう」と述べ、全副委員長も「祖国統一に向けて青年が先頭に立とう」と呼びかけた。

 第二部の文化公演は、韓国の真露焼酎と北韓の平壌焼酎とのブレンドで乾杯で始まった。約1時間にわたり参加者全員が肩を組み、民族ノレ、舞踊で楽しんだ。各テーブルでは「これが韓国青年会のバッジですか」「トンム(同務)、初めまして」など話の輪が広がった。

 最後に@祖国統一のために和解と協力を深め合おうA健全な民族意識を持ち、豊かで力強い同胞社会を創ろうB在日青年と日本青年との交流親睦を広げよう―という共同アピールを発表した。

 また今後はスポーツやバスツアーなどでも交流を図っていくという。

(2000.09.13 民団新聞)



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