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生活の中から生まれた民謡を12枚に収録
韓国人の生活の中から生まれ、歌い継がれてきた伝承民謡の中から258曲を厳選、ＣＤ12枚に収録した「韓国民謡大典」が韓国国内でリリースされた＝写真＝。
全体は農作業などの現場で生まれた「労働歌」が半数以上を占めている。このほか、酒席の場で楽しみながら歌った「遊興歌」、結婚式や葬儀などの際に歌われた「儀式歌」などにジャンル分けされている。
韓国ＭＢＣ放送が、滅びゆく伝統文化の保存を目的に1989年から10年がかりで製作した。一部スタジオ録音も含まれているが、多くは現地で直接録音した。採取した民謡は全体で１万4000曲以上。このうち1800の民謡を103枚のＣＤに収録、九冊の解説本と共に韓国国内の大学、図書館、研究機関に寄贈した。
その際、研究者から一般向けに広く普及させてはどうかとの声が上がり、キリン・ミュージックパブリッシングが投資して製作した。
日本での頒布価格は１万5000円（送料別）。問い合わせは電話・ＦＡＸとも03(3331)7317、柳石夏さんまで。
（2000.09.13 民団新聞）
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