民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
民謡のリズムにひと踊り

各地民団などが敬老会



韓国民謡のリズムにあわせて
楽しそうに踊るハラボジ、
ハルモニたち(川崎支部の敬老会で)

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70人が出席、民謡など楽しむ

 【神奈川】川崎市川崎区内の韓国料理店「大京園」で10日、民団川崎支部により開かれた敬老祝賀会には、75歳以上の同胞高齢者ら約70人が参加した。参加者は、準備された各種料理に舌鼓を打ちながら歓談するなど、楽しいひとときを過ごした。

 この祝賀会には、川崎市ふれあい館の同胞高齢者交流クラブ「トラジ会」のメンバーも参加し、同会を手助けするボランテアらによるチャンゴ、カヤグム演奏や民謡などノレ(歌)も加わり、会はさらに盛り上がった。チャンゴやノレにあわせて踊り出す人も。

 今回の祝賀会は川崎韓国商工会議所、婦人会川崎支部、青年会川崎支部が共催。青年会員らは、ハルモニ、ハラボジらの注文を聞いたり、飲食物のかたづけなどを手伝った。

 また、「在日一世の聞き取り」などにより在日同胞の歩んだ歴史を「記録に残す」ために、在日韓国青年会が10月から試験的に実施する「歴史を伝える運動」についての案内ビラを参加者に配り、ソウ寿昭支部会長が趣旨を説明して協力を呼びかけた。

 民団県本部から鄭相植副団長、横浜総領事館から許徳行領事が出席、「健康に留意し、来年もこのような会に参加できるように」と参加者を激励した。


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96歳ハルモニ元気に参加

 【三重】民団三重・桑名支部(殷鍾秀支団長)でも10日、三重郡の社会福祉センター「ゆずりは荘」で敬老会を開いた。

 70歳以上のハラボジ、ハルモニ48人を迎え、温泉入浴、宴会などを楽しみ、記念品も受け取った。共催の婦人会同支部(李和子会長)も心づくしの手料理と民族舞踊でもてなした。

 最高齢者は今年96歳になる河温莫ハルモニ。元気な顔に民団、婦人会役員らも笑顔で迎えていた。


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カラオケで盛り上がる

 【千葉】同胞のお年寄りに楽しい1日を過ごしてもらおうと婦人会千葉県本部(柳文子会長)は8日、千葉市内のホテルで第26回敬老会を開き、県内の70歳以上のお年寄り九十余人と婦人会、民団関係者らあわせて百二十余人が参加した。

 柳会長や民団千葉県本部の朴昇浩団長はともに、在日同胞社会の基礎を築いてきた一世のハラボジ、ハルモニたちを励ましながら「今日の1日を楽しく過ごしてほしい」と呼びかけた。

 お年寄りたちは、婦人会などが用意した赤いチャンチャンコを着て、ごちそうに舌鼓を打ちながら、カラオケや農楽隊によるサムルノリ演奏などを楽しんだ。75歳以上の

(2000.09.13 民団新聞)



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