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京義線、韓国が復旧起工式

1年後の南北連結めざす



 韓国と北韓をつなぐ鉄道「京義線」(ソウル〜新義州)の復旧工事の起工式が18日、南北軍事境界線に近い京幾道坡州の「臨津閣」で、政府主催により金大中大統領をはじめ立法・司法・行政の三府要人と駐韓外交使節、各界代表、失郷民(北韓を故郷とする人)代表ら千余人が参加して行われた。「京義線」の復旧は7月の南北長官(閣僚)級会談で合意をみている。

 韓国側は、547億ウオンを投入してムンサンから臨津江鉄橋を経て軍事境界線にある長湍駅までの12q区間を、北側は長湍駅から開城駅までの12q区間を復元する。韓国側は、また1000億ウオンを投入して、統一大橋の北端から長湍駅まで6q区間を、北側は鉄道区間と同じ長湍駅〜開城駅間の道路建設を行い、来年9月に京義線と一緒に完工させる計画である。

(2000.09.20 民団新聞)



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