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韓日交流の窓口探る

慶南紹介へ特別企画展
10月13日から佐賀で



 江戸時代、韓日交流の窓口となった慶尚南道地域を紹介する特別企画展「日韓交流の窓―釜山・蔚山・慶尚南道/歴史と風土の旅」が10月13日から11月19日まで、佐賀県立名護屋博物館で行われる。

 同展は、慶尚南道地域の歴史と風土を紹介しながら、日本との交流の姿を探るもの。

 第一部「釜山・蔚山・慶尚南道への旅」では、この地域を六ブロックに分け、歴史や風土を紹介する。また、タル(仮面)、螺鈿(らでん)漆器など、この地域で韓国伝統の技術を伝承している無形文化財技能保持者などの作品も多数、紹介する。

 第二部「日韓交流の窓」では、朝鮮時代に設置されていた「倭館」とそこで行われた交流の姿を紹介するほか、植民地時代の慶尚南道地域の姿や現在の「草の根」交流の断片も紹介する。

 また、10月29日には池明観氏(翰林大学校翰林科学学院教授・日本学研究所長)を講師を招いて「21世紀の東アジアと日韓文化交流」と題する講演会も行われる。

 時間は午前9時から午後5時(会期中休館日なし)。入館料は一般320円、大学生210円、大学団体160円、一般団体270円(団体20人以上)、高校生以下・障害者は無料。

 問い合わせは、同博物館学芸部(0955−82−4905)まで。

(2000.09.27 民団新聞)



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