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尼崎でもワンコリア・パレード

民団と総連の支部、200人参加



尼崎市民まつりで統一行進をする
民団と総連の役員

 【兵庫】8日に行われた第29回尼崎市民まつりに民団と朝鮮総連が統一チームで参加し、脚光を浴びた。2時からスタートしたパレード(七松小学校から五合橋線までの約1q)には、尼崎ワンコリア統一行進団として36番目に出発。李鎭午民団尼崎支部支団長、厳守鎬総連尼崎東支部委員長、呉勝弘同西支部委員長ら8人の組織幹部が「南北共同宣言支持歓迎・尼崎ワンコリア統一行進団」とい書かれた横断幕を交互に持ちながら先頭に立ち、民団の農楽隊、ブラスバンド隊、朝鮮学校の舞踊団、と続いた。沿道を埋めた市民からは惜しみない拍手、声援が送られた。

 李団長によれば、6月15日の南北共同宣言以来、幹部の相互交流が活発に行われると同時に、準備も着々と進められ、パレードには民団、総連から100人ずつ計200人が参加したという。厳東支部委員長も「これまでのいろんな相違点はすべて凍結させ、まずは可能なことから始めようということで、何度も話し合い今日の共同参加が決まった」と話した。

 一方、橘球場の特設ステージでは、婦人会尼崎支部の民族舞踊、そして尼崎東朝鮮初級学校や中級学校のコーラス、舞踊などが披露された。李団長は「スポーツや文化交流を積極的に推進していきたい。来年の新年会は合同で、という意見もある」と今後について語った。

(2000.10.11 民団新聞)



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