| 熱戦の後、ビールで乾杯する 民団と総連の役員(京都乙訓支部の ソフトボール大会で) |
■□京都乙訓支部
ソフトボールで珍プレー続出
【京都】民団乙訓支部(姜ソッサン支団長)と朝鮮総連京都府西南支部(孫智正委員長)が22日、大山崎淀川河川公園で初の「地域同胞交流ソフトボ―ル大会」を開催した。
民団と総連の双方約40人ずつ計80人が参加、競技を楽しんだ。総連側からの要請に答え、両支部役員が7月、8月と会合を持ち「会議よりまずスポ―ツで汗を流そう」という結論に達し、今後年1回は必ず交流会を持つことで意見が一致した。
ゲ―ムは27対15で総連チームが勝利したが、ファインプレ―、珍プレ―が続出し、グランドでは終始笑いがたえなかった。
午後からは両支部役員の自己紹介のあと焼肉パーティで祝杯をあげた。朝鮮総連西南支部商工会の高永玉会長は「昨日から恋人にあうような気持ちでわくわくしていた。統一への扉はいよいよ開かれようとしている。今日は最高」と感想を述べた。
今回は民団が中心に企画、準備を行ったが、来年からは交替で準備に当たることも決まった。
■□岩手
ゴルフと懇親会で交流図る
【岩手】民団岩手県本部(車一雄団長)でも13日、朝鮮総連岩手県本部(金永徹委員長)と合同でワンコリア・ゴルフコンペと懇親会を開いた。
盛岡市のゴルフ場で開かれたコンペには、民団側26人、総連側29人の役員、団員らが参加。車団長と金委員長の同時始球式の後、ゴルフを通じて交流を楽しんだ。また引き続き市内の韓国料理店で懇親会も行われた。
岩手では96年に県内の同胞犠牲者を慰霊する追悼碑を共同で建立し、この間合同慰霊祭を開催してきた。今後も敬老会や新年会を合同で開催したいという。
■□大阪生野
生野区民祭に統一行進団
【大阪】大阪市生野区の第27回生野区民祭り(財団法人生野区コミュニティ協会主催)に地元の民団と総連両支部が「統一行進団」を構成して参加、区内の御勝山南公園から会場の巽公園までの約1qをパレードした。同区民祭りで民団と総連が合同でチームを組んだのはこれが初めて。
「統一行進団」には民団大阪生野区地協と総連生野支部からそれぞれ57人ずつが参加。白地に青色で染め抜いた「韓半島旗」を先頭に、おそろいのユニホームを着用した双方8人の代表団が南北共同宣言を支持すると書かれた横断幕を広げて沿道の区民にアピールした。青年の農楽隊がにぎやかな鳴り物でパレードを盛り上げるなか「韓半島旗」の小旗を振りかざしながらチョゴリ姿の婦人とオリニが続いた。
「統一行進団」は生野区側の働きかけで実現した。
(2000.10.25 民団新聞)
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