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韓国観光ニュース



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朝鮮通信使観光商品を販売

 朝鮮通信使の訪日旅程をたどる観光商品「朝鮮通信使の足跡と文化をたどって4日間」の販売が日本人観光客を対象にスタートした。

 韓国観光公社と日本のJR九州が共同で開発したこの商品は、朝鮮通信使がソウルから日本まで文化を伝えに移動した5〜10カ月、1700qの旅程をたどる。

 日程は日本人観光客がまずソウルに入国し、3泊4日間、朝鮮通信使の出発地であるソウル昌徳宮観覧からスタート、密陽、釜山を経て、船で日本の対馬に移動して朝鮮通信使に関する講義を聞き、福岡で解散する。価格は79800円。

■問い合わせ=JR九州(092-482-1489)


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大河ドラマ「太祖王建」セットが人気

 韓国の人気番組で、毎週土・日曜日の夜、放映されているKBS1TV大河ドラマ「太祖王建」の主な野外撮影舞台である慶尚北道聞慶邑上草里の聞慶セジェのセットと忠清北道堤川市錦城面のセットが観光名所として脚光を浴びている。 「太祖王建」は、新羅時代末期に松岳郡(現在の開城)の豪族出身の王建(877〜943)が新羅、後高句麗、後百済を統一し、高麗(918〜1392)を建立した過程をリアルに描いたドラマである。

 嶺南地方からソウルに通じる第一関門である主屹関を通り、渓谷に沿って入ると見える聞慶セジェ道立公園内の野外セットは2万坪規模で、統一新羅末期(780〜935)の建築様式と生活像が再現された草屋47棟、瓦葺き屋根屋敷48棟が両脇に並んでいる。

 第一関門に次いで第2関門の鳥谷関、第3関門の鳥嶺関が険しく美しい山並みを誇りつつ、北西方面に続いている。

 堤川市忠州湖セットには高麗時代唯一の国際港だった開城付近の碧蘭島港を再現するため、湖のほとりに草屋と瓦葺き屋敷などが建てられ、長さ100メートルの埠頭には3隻の船が停泊しており、統一新羅時代の活発な国際貿易港の様子が再現されている。

 忠州湖では水上スキーが楽しめるだけでなく、遊覧船に乗って民家や官衙、郷校など昔ながらの生活像をそのまま再現した清風文化財団地も観覧できる。

■問い合わせ=聞慶市庁文化観光課(82-54-550-6062)


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「ミリオレ」が明洞にオープン

 流行とスタイルをつくり出すファッションの中心街、ソウルの明洞にミリオレがこのほどオープンした。

 明洞のミリオレは地上17階、地下7階建てのビルに1500余りの店舗があり、婦人服、紳士服、雑貨、鞄、靴、アクセサリーなどさまざまなアイテムを安く販売している。6〜7階の食堂街ではさまざまなメニューがあり、9階ではビール、屋上では各種のイベントが楽しめる。

 ミリオレには案内表示板が英語、日本語、中国語、韓国語の4カ国語で記され、英語と日本語の通訳も配置され、外国人観光客のショッピングの便宜を図っている。また近くに延面積4000坪、地上11階規模の駐車タワー「シグナス」を建設、明洞ショッピングの最大の障害となっていた駐車問題を解決した。

■営業時間=午前10時〜翌日午前5時。
■交通=地下鉄4号線明洞駅5番出口
■問い合わせ=ミリオレ(82-2-2124-0005)

(2000.11.01 民団新聞)



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