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地方選挙権法案、今国会で成立を

日韓親善協会が総会決議



 日韓親善協会中央会(三塚博会長)の2000年度年次総会が10月月23日、都内の霞会館で開催され、役員を一部改選するとともに、国会に提出されている永住韓国人への地方選挙権付与法案の今国会(臨時国会)での成立を求める決議を行った。また、金大中大統領のノーベル平和賞受賞を祝うアピール文も採択した。

 総会には各地方の協会代表、民団中央本部役員ら100人と韓国から金守漢会長をはじめとする韓日親善協会中央会の役員6人が参席した。

 総会は99年度の事業報告、決算報告をそれぞれ承認した後、新年度事業計画案を審議した。

 事業計画では、民団が全組織を挙げて展開している地方参政権運動の積極的支援を再確認するとともに、(1)2002年サッカーワールドカップ(W杯)に向けた支援(2)韓日文化交流推進(3)地方組織のネットワーク強化(4)青少年交流継続推進などを決めた。

 特に地方参政権獲得運動では、現在、国会に与党2党(公明・自由)と民主党などから提出されている「地方選挙権付与法案」を今臨時国会で成立させることを政府、国会、各政党に強く求める決議を行った。

 総会ではまた、役員を一部改選し、副会長兼理事長に越智通雄氏、副会長に呂健二氏(民団中央本部副団長)を満場一致で承認した。

(2000.11.01 民団新聞)



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