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自らが求める参政権提示へ

市民団体、19日にシンポ



 在日同胞の人権運動などに取り組んでいる団体、研究者らで構成される市民団体は19日、自らが求める地方参政権を提示するために東京・水道橋の在日韓国YMCAでシンポジウムを開く。

 今年3月に設立された「在日韓国朝鮮人をはじめ外国籍住民の地方参政権を求める連絡会」(共同代表・田中宏龍谷大教授、鄭暎恵大妻女子大教授)が主催する。臨時国会に提出された地方選挙権法案に関して、特別永住者のみへの付与や選挙権を認めるかどうかの判断を自治体にゆだねるといった案に対して、国家至上主義、拝外主義による参政権反対論でなく、自分たちが求める地方参政権を提示するのがねらい。

 発題は田中代表はじめ岡崎勝彦島根大教授、富野暉一郎龍谷大教授の3人。また「私たちにとっての外国人参政権」をテーマに外国籍住民が発言する。これらを受けてディスカッションが行われる。

 シンポは午後2時から。参加費は500円。

(2000.11.01 民団新聞)



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