民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
組織委員会からのメッセージ



鄭夢準委員長

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KOWOC(韓国組織委員会)
鄭夢準委員長
李衍澤委員長

◆在日同胞の役割、どの時代より大切

 2002年FIFAワールドカップ(W杯)は、21世紀初の大会であるとともに、W杯史上初のアジア開催であり、サッカーを通じて東洋と西洋が出会い、人類の和解と世界平和を促す意義深い全世界的な大イベントなのです。

 韓日が共催する2002年W杯はスポーツだけでなく、政治、経済、社会、文化など、幅広い分野で韓日の理解と交流を広げる格好の機会であり、韓日両国民が不幸だった過去から脱皮し、友情と協力のパートナーシップで新しい歴史を作る契機となるでしょう。

 この点でも2002年W杯韓日大会では、韓日の架け橋を担う在日同胞の存在が過去のどの時代よりも重要視され、また、切実にその役割が要求されることでしょう。

 この間、韓国組織委員会に寄せてくれた、温かい声援と激励に感謝いたします。そして、今後も在日同胞のみなさんが祖国の国家的大イベントに寄与し、韓日パートナーシップの架け橋的役割を担ってくれるものと期待してやみません。

李衍澤委員長

 1988年のソウル五輪では在日同胞が祖国に寄せた多大な支援のおかげで、感動的な成功を収めたことを今も忘れません。

 2002年W杯も在日同胞の積極的な参与によって成功し、みなさんの祖国・大韓民国が「世界の中の韓国」に再跳躍していくものと確信しています。


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JAWOC(日本組織委員会)
那須 翔会長

◆韓日両国の協力で必ず成功に導こう

 21世紀の幕開けを飾り、アジアで初めて、そして史上初の2カ国開催となる「2002FIFAワールドカップ」の開催まで残すところ1年となり、日韓両国の組織委員会の業務もますます本格化してまいりました。

 すべての人々が純粋な感動を覚える、世界の祭典であるFIFAW杯の機運の醸成をはかるべく、日本組織委員会としては、昨年6月1日には、カウントダウンイベントを実施するなど、大会のPRにも積極的に取り組んでいるところであります。

那須 翔会長

 また、国内においてはW杯開催スタジアムとして、大阪・横浜に次ぎ、3番目となる宮城スタジアムが完成するなど開催地の準備も着実に進んでおります。

 特に、2002年大会は、深い交流の歴史を持った韓国の人々とさらに緊密な絆をつくりあげていく絶好の契機となることを望んでおります。

 在日韓国人後援会のご協力を頂きながら、この大会を必ず成功へと導くよう日韓両国のあらゆる人たちのご協力をお願いする次第であります。

(2001.01.01 民団新聞 新年特集号)



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