民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
新大久保駅事故で地元婦人部

2人の行動称え、街頭募金



 「地元で犠牲になった2人の勇気ある行動を称えたい」と、百人町中央町婦人部(岩松洋子婦人部長)が2日夜、東京・新宿のJR新大久保駅前に繰り出して街頭カンパを行った。街頭での募金活動はこの日1日だけだったが、その後も反響は主催者側の予想を上回る広がりを見せているため、町内に募金箱を2個設置して現在も続いている。

 これまでに寄せられた善意は5日現在、105万円を突破した。駐日韓国企業からも照会があり、今週中には120万円に届くのではと見られている。同婦人部では、これらの募金を早ければ来週中にも李秀賢さんと関根史郎さんの遺族に届けることにしている。

 2日夜は同婦人部のメンバーに李さんの留学生仲間も加わり、30人余りがおそろいの白いジャンパーをはおって、7時から約2時間余りにわたってカンパ活動を行った。

 募金に協力したある男性は「事故は新聞で読んだ。ホームで手を合わせてきた」と話していた。

(2001.02.07 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ