【神奈川】韓国の最新ファッションやバッグ、アクセサリー類を比較的割安価格で買えると若い女性に人気の「東大門市場」がさらに規模を拡大して３月17日、横浜みなとみらい21「横浜ワールドポーターズ」にオープンする。昨年９月、東京・渋谷のパルコクアトロに開設した１号店に比べて個々の売り場面積は約２倍に広がり、専用の卸売り商談室もできる。
横浜店の売り場面積は約1500平方メートルに広がる。本場韓国の東大門市場から90業者が参加する。渋谷店が55店舗だっただけにほぼ２倍近い。横浜店が立地がら商品搬入が容易なこと、さらに渋谷店での堅調な売り上げ実績もアピールしたようだ。渋谷店にはなかった紳士服、子供服を扱う業者も加わったことで取り扱い品目も広がる。
営業は一般顧客だけでなく卸売業者にも対応するため、土日以外の平日には卸売り業者専門の時間帯を設けている。運営主体のマーケットプロダクション（東京・渋谷、奧野紀比古社長）では横浜店を「関東の拠点」と位置づけ、さらに関西にも同様の拠点を設けることを計画している。小売店舗も都内、関西にさらに数店舗開設するという。
◆韓日文化交流も
渋谷店は、店員相手に値引き交渉ができることや、旧正月には農楽隊を呼ぶなど韓国旅行の気分を満喫できる演出で人気。28日には五階のミュージックホール「クラブクアトロ」を借り切り、韓日音楽交流パーティーを開く。開演は午後５時。チケット3000円。問い合わせはマーケットプロダクション。電話03（5428）8512まで。
（2001.02.07 民団新聞）
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