民団新聞 MINDAN
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◆子供大公園がテーマ動物園に

 ソウル市のオリニ(子供)大公園が現代式のテーマ動物園に生まれ変わる。ソウル市施設管理公団は昨年、公園内に猛獣ランド等、5カ所を新築したのに続き、熱帯や海洋動物館など7棟を建てる、第2段階工事が今月中に完了する発表した。

 これに伴い子ども大公園は昨年建てられたミニ猛獣ランド、鷲の村、猿の山、鹿の丘と今回建てられる子供動物園、水鳥・野鳥の広場など12のテーマパークに変身する。

 また3月1日には地下2階、地上1階建ての延面積568坪規模のステージ「アニーストーリー」が開場し、チンパンジーのショーと熊と犬の合同隠し芸、オランウータン魔術ショーなどがお目見えする予定だ。


◆江南区が「情報化」1位

 ソウル市江南区が全国基礎自治団体に対する情報化水準測定で1位となった。行政自治府と自治情報化支援財団が全国232の市・郡・区を対象に実施した総合情報化水準測定の結果、99年の評価で15位だった同区が100点満点中84・42点を得て1位に浮上した。

 2位は済州市の80・02点、続いて京畿道果川市78・94点、北済州郡76・55点、光州市光山区75・95点の順。また、情報化部門に最もたくさん投資する自治団体でも江南区が100点満点で1位だった。


◆済州が今年から「開かれた監査」

 済州道が今年から市郡、事業所に対する監査の前に住民の不便、制度改善要望事項等に対して、インターネットアンケート調査を行い、住民による公開監査を実施することにした。

 同アンケート調査結果によって住民が求める分野・監査対象などを選定、これを集中監査し、またその結果を住民たちに公表する。


◆野生動物を救おう

 数十年ぶりの大雪のため京畿道北部の山間地域に生息するキジ、シカ、イノシシなどの野生動物が餌を求めて近隣の農家に頻繁に現れている。このために野生動物の餌不足を心配する住民、公務員、軍隊などが「野生動物に餌を与えよう」との行事が相次いで行われている。

 さる1月17日、高陽市が高峰山一帯で公務員、民間団体会員、市民ら350人が参加し、野生動物への餌配布活動を行ったのに続き、31日には南揚州市でも近隣の軍隊、韓国鳥類保護協会、公務員ら600人が仏岩山一帯で「野生鳥獣に餌を、不法猟具撤去大会」を行った。


◆地下鉄で映像サービス実施

 今年からソウルの地下鉄でもニュース、証券市況、天気予報、スポーツ中継などの各種情報が映像で見ることが出来る。

 ソウル都市鉄道公社は1日、まず3月に地下鉄5〜8号線の駅待合室やホームに映像機器を設置、8月までには電車内に液晶画面(LCD)を設置し、このような情報をリアルタイムで提供する計画だと明らかにした。

 1〜4号線を運営している地下鉄公社も電車内情報サービスを3号線から試験的にに実施する計画だという。また5号線に今年4月の釈迦生誕日を記念して仏教装飾物を揃えた「奉祝列車」を2カ月運行する。ワールドカップ競技場を通る6号線には「W杯ライン列車」を運行するなど、“テーマ列車”をお目見えさせる。

 この他、7号線には路線の特徴を生かし、美術作品を展示した「美術芸術列車」を運行する。

(2001.02.07 民団新聞)



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