第49回韓国大統領杯サッカー(3/16〜3/31・ソウルなど)に初出場の、在日同胞常設サッカー代表チーム「在日大韓蹴球団」(昨年12月結成)一行が11日、成田=写真=、名古屋から出発した。選手らはソウル到着後国内線で全羅南道に移動。12日から16日までの5日間、韓国プロサッカーチームである「全南ドラゴンズ」の合宿所(全羅南道光明市)で最終的な強化合宿を行い、17日、初戦の亜州大戦に臨んだ。
17日、在日大韓蹴球団にとって歴史的なキックオフとなった初戦、強豪の亜州大と対戦、大健闘したものの、2−3で惜敗した。
前半、初出場の緊張からか3失点を許した。しかし、後半は山本裕司監督がめざす「粘り強いサッカー」を徹底。組織プレーで怒濤の攻めを見せ、終盤に2ゴール決め1点差まで詰め寄った。その後も果敢な攻撃を続けたが、あと一歩のところでタイムアップ。3失点を挽回するとは出来なかった。
在日大韓蹴球団の第2戦は19日の建国大、第3戦は22日の弘益大と対戦する。
(2001.03.14 民団新聞)
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