【福岡】在日同胞を対象にした民族社会教育「福岡コリアン・アカデミー」が24日から博多駅前の福岡商銀本店ホールでスタートする。福岡で開かれるのは94年に次いで2回目。
同アカデミーは20世紀の在日同胞の遺産と新世紀への視点をテーマに民族教育、文化活動、地方参政権、法的地位、韓日史、国籍、朝鮮通信使各界で活躍する講師を迎える。
実行委員長の民団福岡県本部の姜泰守団長は、「同胞社会はすでに2世・3世が主導的な立場になっている。21世紀の韓日関係は、歴史的にも深い関わりを持ってきた九州の地から深めていこうという姿勢で準備してきた」と述べ、多くの団員らの参加を呼びかけている。
講座は、24日から6月9日までの月2回(土曜日)、八講座が予定されている。受講料は全講座受講が一万円、一講座単位が2000円(教材費込み)。申請は民団本部および福岡県各支部へ。
講師は次の通り。
▽姜永祐・民団中央本部議長(民族文化教育研究所所長、龍谷大学講師)
▽崔洋一氏(映画監督)
▽禹判根・民団福岡県本部副団長
▽西岡健治・九州大学教授
▽小野祐樹・弁護士
▽鄭早苗・大谷大学教授
▽金敬得・弁護士
▽辛基秀・青丘文化ホール代表
問い合わせは民団福岡県本部、電話092(431)7231
(2001.03.14 民団新聞)
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