| 11日に竣工した 民団岡山本部新会館 |
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会館名は「アジア国際センター」に
【岡山】民団岡山県本部(金昌男団長)の新会館竣工式が11日、JR岡山駅近くの新築なった同本部前で行われた。竣工式には地元の同胞はじめ崔相龍駐日大使、姜俊馨駐神戸総領事、民団中央本部の金宰淑団長、洪性仁監察委員長らが参列した。また韓国から金鍾泌韓日議連会長、李守漢韓日親善協会中央会会長、朴尚奎新1000年民主党事務総長らが、日本側からも石井政弘県知事、萩原誠司岡山市長ら多数が駆けつけ、竣工を祝った。
旧会館は、建設後数10年を経て老朽化が進み、昨年から旧会館を取り壊して新築工事に入っていた。新築に当たって、地域に開かれた会館とし、特に岡山におけるアジア交流の拠点としての活動を担いたいという認識から「アジア国際センター」の名称を冠した。
新会館は地上四階建てで敷地面積230平方メートル、延べ床面積792平方メートル。1階は駐車場、2階に本部事務所、3階が傘下団体および地域交流室、四階が大型プロジェクターが装備された150人収容の大ホールとなっている。
金団長は「長年の念願が叶った。開かれた民団として、アジアを含めた幅広い地域交流の拠点にしたい」と強調した。また李根善、李成鎬の建設委員会共同代表も会館完成を喜んだ。
会場を市内のホテルに移して開かれた竣工パーティで金中央本部団長は「それぞれの地域で共生することが強く望まれる中で、地域に開かれた岡山の会館は意義深い」と述べた。
また金韓日議連会長や李韓日協中央会会長もそれぞれ、韓日両国の相互理解とアジア交流の架け橋を担う会館にして欲しいとの要望を述べた。
(2001.03.14 民団新聞)
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