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韓禄春・民団中央常任顧問

江原道名誉道民に認定



育英事業などで多大な貢献

 【大阪】民団中央本部の韓禄春常任顧問がこのほど、江原道名誉道民に認定された。2月25日には江原道庁から金振ソン(先先)道知事に代わって朴鍾赫・国際通商協力室長が来日し、大阪で伝達式が行われた。

 韓常任顧問は、99年に束草市で開かれた江原国際観光エキスポの開幕式に招待された際、後輩の育成とよりよい教育環境造成のために役立ててほしい、と江原道の奨学財団に5000万ウオンを伝達した。これを元に江原道では韓常任顧問の名前を冠した「禄春奨学会」を発足させていた。

 韓常任顧問は江原道・高城郡高城面の出身で、85年に春川市で開かれた韓国国体の時にも1億ウオンの奨学金を寄託したのをはじめ、体育館の建築支援など故郷の発展のために貢献してきた。

 このほか、99年には清州韓氏奨学財団に1億ウオンを寄付し、また本国の水害時にも多額の義援金を贈るなど、本国に対して貢献を続けてきた。

(2001.03.21 民団新聞)



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