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権逸・元民団中央団長が死去



 民団中央本部元団長で中央本部顧問の権逸氏が3日午前、老衰のためソウルで亡くなった。89歳だった。7日にソウル市内で行われた密葬には金宰淑・民団中央本部団長も参列し、故人ま冥福を祈った。

 慶尚北道醴泉出身の故人は37年に日本高等文科試験司法科に合格、38年に明治大学法学部を卒業し、旧満州(現在の中国東北部)で判事を務め、解放後に東京で弁護士を開業した。

 61年から63年、64年から67年まで民団中央本部団長を歴任。その後67年に韓国の与党・共和党大統領選挙対策委顧問をへて同党国会議員(全国区)と維政会国会議員に。

 国民勲章牡丹章(68年)と国民勲章無窮花章(82年)を受けている。日本では外国人として勲二等瑞宝章(88年)を受けた。

 民団葬の日程は未定。

(2001.04.11 民団新聞)



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