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W杯広報大使を志願している 朴贊浩投手 |
「私を2002年ワールドカップ韓日大会の広報使節に使って」。「コリアン・エクスプレス」の異名を持つ米メジャーリーグ・LAドジャースの朴贊浩投手(28)が、W杯韓国組織委員会に申し出た。朴は4月11日、所属マネジメント会社を通して、米国内でのW杯広報に関する活動計画案書を韓国組織委員会に送ってきた。
94年米W杯と99年世界女子サッカー選手権、2000年ゴールド杯を機に米国でのサッカー人気が高まっているうえ、朴の滞在するカリフォルニア州にサッカー好きの中南米出身者が多いことから、「W杯広報使節」を自ら提案したという。
提案書で最も目を引くのは朴が登場するW杯広報映像物の制作。朴が英語で韓日共催W杯の観戦を勧める内容の映像物を作って、ドジャースタジアムで試合前に流し、大韓航空やアシアナ航空、アメリカン航空、デルタ航空の機内での放映もめざす。
朴は今季行われるホーム81試合のうち15〜18試合を先発登板する予定である。ドジャースタジアムの昨年のホーム試合総観客数は324万7000人で、W杯広報に少なからぬ役割を果たしそうだ。朴側は、条件として韓国組織委員会に、「W杯広報使節」の任命と広報映像物制作費の負担を提案している。
(2001.04.18 民団新聞)
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