民団新聞 MINDAN
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山形韓国会館が竣工

料理教室など地域に開放



竣工した民団山形新会館

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韓国語講座やキムチ教室を開講へ

 【山形】民団山形県本部(金鍾文団長)の新会館竣工記念式が11日、山形市幸町の同本部で開かれた。

 新築された会館前で金団長はじめ権純福議長、李栄得監察委員長、辛泳球常任顧問、゙鳳林婦人会本部会長、民団中央本部から駆けつけた金宰淑団長らがテープカット、会館の竣工を祝った。

 新会館は総建築面積75坪の鉄筋コンクリート3階建て。2階が本部事務所、3階は多目的ホールとし、地域住民にも広く開放し、韓国語講座やキムチ漬け講習、韓国理解のためのプログラムを開催していく予定という。また、これまで少なかった駐車スペースを一階にもうけ、団員らの訪問に便宜を図った。

 前会館は、32年前に団員有志が協力して建設した。その後、老朽化が進んだことから昨年取り壊し、新会館を建設した。

 会館内の応接セットや事務机などは国産品愛用の意味も込めて韓国で購入したもの。

新会館前で行われた
テープカット

 金団長は「地域社会とより密接な関係を維持し、地域に貢献する会館にしたい」と述べ、金中央本部団長も「同胞が少ない地域でありながら立派な会館を建設した」と高く評価した。

 市内のホテルで開かれた記念パーティーでは、佐藤誠六・寒河江市長や東北地区の民団関係者多数が参加し、竣工を祝った。

(2001.04.18 民団新聞)



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