| 沿道の注目を集めた 朝鮮通信使行列 (東海道宿駅制定400年祭で) |
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神奈川県川崎
東海道400年祭に朝鮮通信使
【神奈川】東海道宿駅制定400年記念大川崎宿祭り最終日の6日に行われた川崎ゆかりの歴史時代行列に、民団川崎支部と南武支部も「朝鮮通信使の江戸訪問と民族芸能」として参加、祭りを盛り上げた。
朝鮮通信使一行に扮した両支部団員と青年会員、チマ・チョゴリの両婦人会員および農楽隊の青年会員ら総勢七十余人からなる一行は、「六郷の渡し場」近くのスタート地点となった川崎競馬場からアマチュア・カメラマンらに囲まれるなど、注目度抜群であった。
旧東海道を京急八丁畷駅まで約3qを2時間以上かけて練り歩き、沿道を埋めた観衆から盛んな拍手を浴びた。農楽隊のリズムにあわせて子どもを抱いたまま一緒に手拍子を取る若い主婦の姿も。沿道からは徐賢燮・駐横浜総領事も声援をおくった。
参加者は、地域に根ざした「在日」をアピールし楽しんだ。
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合同であーすフェスタ
神奈川の民団・総連・県
【神奈川】異文化とのふれあいを楽しむ大がかりな県民祭典「あーすフェスタかながわ」(神奈川県、民団神奈川、総連神奈川など12団体で実行委)が11日から3日間、「あーすプラザ」を主会場に開かれた。
期間中、基調講演やシンポジウム、民族芸能ステージ、映画祭、ワールドバザールなどの多彩なプログラムが繰り広げられ、約2万人(実行委員会発表)の人出でにぎわった。
12日は「多文化共生と子どもの未来」と題して俳優で作家の大鶴義丹さんが基調報告。引き続き「みんなで語ろう!多文化子育ての夢、悩み」をテーマとしたパネルディスカッションには移り、在日韓国人の李禮子さんら4人が意見交換を行った。
また、韓国舞踊、中国の獅子舞、アフリカ音楽、カンボジア舞踊などを楽しめるステージ、写真やイラスト、模型などを使った各国・地域の紹介コーナー「民族文化ふれあいの部屋」、民族衣装の試着コーナーなども人気を集めていた。
(2001.05.16 民団新聞)
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