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南北対話、近く再開へ

金大統領、「停滞は一時的」



 【ソウル】金大中大統領は6日、「今後は南北関係が停滞状態を脱する方向に進展するだろう」と展望し、「近く南北当局間対話が再開される見通しだ」と明らかにした。

 金大統領はこの日、創刊55周年を迎えた大邱毎日新聞との会見で、「米国による北韓政策の再検討完了、金剛山観光事業問題など南北関係における制約要因の解消、昨年6月15日に採択された南北共同宣言1周年を記念する南北共同行事の開催などで対話ムードが広がっており、南北関係の停滞は一時的な現象である」と強調した。

 また、金大統領は「南北当局間対話が再開されれば、まず▽京義線鉄道の再連結工事と道路建設の継続推進▽4大経済協力合意書の発効▽金剛山陸路観光の推進▽軍事的な信頼構築などの課題が協議されるだろう。そうなれば、第2回南北首脳会談の開催問題も自然と話し合われるだろう」と付け加えた。

 さらに「金正日・国防委員長のソウル答礼訪問の時期は、まだ具体的には確定されていないが、南北の首脳が共同で署名した共同宣言の合意事項であるので、必ず履行されると信じている」と述べた。

(2001.07.11 民団新聞)



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