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西大門区と墨田区、姉妹結縁へ着々

少年サッカーなどで活発な交流



交流試合のあと記念写真を撮る
西大門区と墨田区の少年サッカーイレブン

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墨田日韓協が橋渡し

 西大門区韓日親善協会と姉妹結縁関係を結んでいる東京の墨田区日韓親善協会(坂田秀男会長)は、墨田区と西大門区との間で姉妹結縁が実現するよう周到な準備を進めている。

 両区の姉妹結縁締結は墨田日韓協が主催して4月に実施した訪韓団に山埼昇墨田区長が非公式に加わったことでにわかに実現に向けて動き出した。墨田から区長が訪韓したのはこれが初めてとされる。山崎区長は滞在先の西大門区にある按山都市公園を訪れ、区のシンボルとなっている桜の苗木21本を植樹、西大門区長との間で固い握手を交わした。

 さらに8月には教科書や小泉首相の靖国参拝問題の余波がくすぶる中、墨田区内の少年サッカー協会に所属する小学6年生27人が墨田区日韓協役員の引率のもと訪韓を実現させたことで親善ムードはさらに高まりをみせている。

 25、26日の両日、西大門区の少年サッカーチームとの間で計8試合の親善試合で交歓した。墨田区から少年サッカーチーム団が訪韓するのは98年に続いて今回が2回目。来年には西大門区から少年サッカーチームが訪日することも考えられている。


(2001.09.12 民団新聞)



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