【ソウル】金大中大統領は７日、国会の林東源・統一部長官解任建議（３日）を受けて、新統一部長官に洪淳瑛・駐中国大使（元外交通商部長官）を任命するなど、全閣僚20人中５人を入れ替える小規模な内閣改造を行った。
農林部長官に金東泰・前農林部次官、労働部長官に与党・民主党の劉容泰議員、建設交通部長官に安正男・国税庁長、海洋水産部長官に海軍参謀総長出身の民主党の柳三男議員をそれぞれ任命した。
この日の内閣改造で鄭宇澤・海洋水産、韓甲洙・農林、金鎔采・建設交通部など自民連出身閣僚は全員更迭され、いわゆる「ＤＪＰ連立政権」は事実上解消した。自民連は連立与党でありながら林統一部長官の解任決議採択で賛成に回った。
自民連は、同党総裁である李漢東国務総理が同日の内閣改造で留任したことを「党と国民の意思に背き党を害する行為」として党からの除名決定を発表した。
（2001.09.12 民団新聞）
| 
